レッツゴースノーボード

道具ギアプロライダーの板選び

中井孝治はどうやって板を選んでいるの?

五輪出場や海外ムービーなど数々の大舞台を歩み、動画サイト「COIF」を通じてリアルなスノーボードシーン発信している中井孝治君。シーズン中は実に多忙な日々を送っているそうです。 今や日本のみならず世界中が注目しているTAKA NAKAIは一体どのようなボードをチョイスしているのでしょうか?

①SALOMON:ASSASSIN155 &158

パークライドのメンタルで滑れるトリック自在ボード

普段ナカイ君がメインボードとしてチョイスしているのが、彼自身も開発に携わっているSALOMONの「ASSASSIN」というモデル。通常はキャンバー構造ながら、加重することでロッカーに変形するROCK OUT CAMBER構造を採用したツインチップ形状のボード。
硬すぎず柔らかすぎずのミディアムフレックスに、バンブー(竹)を配合したコアは、「硬くないけど粘りがある。踏んだら板がしっかり跳ね返ってくる」と中井君が話すように、しなやかで粘りのあるライディングが可能なんだそう。

「パウダーでもパークを滑っているようなメンタルで攻められる」
と中井君。



同じモデルの板を、状況に合わせて長さを変える

ナカイ君はこの「ASSASSIN」155cmと158cmの二つのサイズを用意し、その日の状況に合わせてサイズをチェンジしているんだそう。

「ジャンプをメインで滑るときは155cm。飛びかロングライドか分からない時は158cm」

どちらのサイズもナカイ君はセットバックを全開にして滑っているんだそうです。
これまでご紹介した他のライダーと同じように、ナカイ君もまた少し長めのツインチップボードを用意して、トリックとパウダーライドを両立させているようですね。

先シーズンの道東エリアへのトリップで、初めて登る雪山に中井君が持っていったのはASSASSINの158cmでした。

②SALOMON:RESERVE157

トリックなしでも気持ちよく滑りたいときに

反対に、深いパウダーや緩い斜面のパウダーなどでロングライドを行うときにチョイスするのが、「RESERVE157」というディレクショナルのキャンバーボード。硬めのフレックスでノーズがテーパードされたこのモデルは、セットバックを入れずに推奨スタンスで乗っていても抜群の浮力とターンの切れ味を持ち「トリックを入れずにただ滑るだけでも気持ちがいい」んだそう。 サイト管理人もこの「RESERVE157」に乗ってライドするナカイ君の姿を何度か見たことがありますが、テールまで粘ったキレキレのカービングターンで、見ているだけで本当に気持ちが良さそうでした。

「真冬でも春でもチョイスするボードは変わらない」と話すナカイ君。春先のバックカントリーではRESERVE157でグイングインと気持ち良さそうにカービングを楽しんでいました。



ナカイが板を選ぶ基準は??

「ロッカーボードはあまり好きじゃない」

「ロッカーボードのように、点で乗るような板は好きじゃない。踏む時は踏めて、抜く時は抜きたい」
なるほど。
ASSASSINのROCK OUT CAMBER構造はキャンバー特有の操作性や踏みごたえを維持しながらも、パウダーでの浮遊感、トリックのしやすさまで兼ね備えたモデルだし、RESERVEにしても、やや硬めの頼れるディレクショナル・キャンバーモデルです。

ナカイ君いわく「足だけ踏んで、上半身だけフワッと抜きたい」時など、フリーライディング中に必要な様々な動きをスムーズに行うために、彼が選ぶのは前述のようなキャンバーのついた、踏み応えのあるボードのようですね。

「昔は一本の板で何でもやりたいと思っていたけど、今は一本の板で全てをこなすのは難しいと思っている」

シーズン中は雪のいい場所を嗅ぎ付け勢力的に動く中井君。その時のコンディションややりたいことに合わせて臨機応変にボードをチェンジしているようです。

季節を問わず使用するボードはASSASSIN かRESERVEだそうで、最近ではこれらのチョイス以外に、場所に応じてスプリットボードも使用しているみたいです。ナカイ君が愛用するスプリットボードについて詳しくはこちら

ビンディングも、板選びとセットで考えた方がいい

加えて、ナカイ君はビンディングを選ぶときも、ボードとセットで考えているそうです。ハーフパイプなどコンペシーンを転戦していた頃は、ハイスピードでも瞬時のエッジコントロールが出来るように、硬いボードに硬いビンディングをチョイスしていたそうですが、ここ最近チョイスしているボード、例えばASSASSINなどバンブーコアを使ったしなやかなボードに乗るときは、ビンディングのしなりとボードのしなりが連動するように、足元をより自由に動かすことのできるリレーシステムを搭載したビンディングを使用するなど、ボードの性能を最大限に引き出せるようなビンディングをチョイスしているとのこと。
「板とバインはセット。ビンディングも、板選びとセットで考えた方がいい」とナカイ君。



中井孝治が目指すスノーボードとは?

「もっとうまくなりたい!」

最後に、数々の栄光を歩んできたナカイ君が、今後どういうスノーボードを目指しているのか?恐れ多くも聞いてみちゃいました。
すると開口一番返ってきた答えが
「もっと上手くなりたい!」
とのこと。ひえーこれ以上うまくなったらどうなっちゃうのーー?

「上手くなっても次にやることが見えてくる。「まだまだダメだな」って…」
「自分がいったことのない斜面でどれだけできるか試してみたいし、どんな斜面でも、よっしゃー!って思えるように、ターンとかをもっと突き詰めていきたい。」

なるほど、常に目標を持ち、ぶれることなくスノーボードに向き合うナカイ君。滑りはもちろんのこと、その揺るぎない信念に、多くのライダーが彼を慕って訪ねてくるのでしょう。
「ついでに旅もしたい」
今シーズンも、各地で量産される彼の激ヤバライディングに目が離せませんね!
中井孝治の動向は、スノーボードサイトCOIFで随時チェックできるので、皆さんも是非チェックしてみてくださいね!

中井孝治(ナカイタカハル)
身長165cm 体重57kg
レギュラースタンス
スタンス幅54cm 前15°後ろ-6°

sponsor:SALOMON,VOLCOM,BONFIRE ,DAKINE,NIXON SKID NUCLEAR REVOLT
※全てのジャンルを超一流にこなす、言わずと知れたスーパースター

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