レッツゴーあれこれ②
正月早々まさかのパウダー・ランデブー!?
新年の北海道ニセコエリアは本当に素晴らしい雪に恵まれ、毎朝起きるたびに30センチのNEWスノーが車に積もっているという絶好のコンディション。いつものようにSONYのデジカメをウエアのポケットに忍ばせ、ご存知NISEKO DOWNCHILLの面々と一緒に、アンヌプリスキー場でライディングしている中で、何とも珍しい、2人同時のパウダーショットを収める事に成功しました。今回の「レッツゴーあれこれ」はこの「まさかのパウダーランデブー」についてお話したいと思います。軽い気持ちでお読みください。
伏線にあったニセコの大混雑
時は2015年1月3日。正月3が日&グッドパウダーという、誰もがスキー場に行きたくなるような状況の中、我々も朝から果敢にライドしていました。スキー場がどれくらい混んでいたかって?それは6人乗りのゴンドラに仲間6人で乗り込もうとしても、横からグイグイ人が入ってきて仲間と一緒に乗れませーん的な、ここは朝の通勤電車ですかーというくらい何とも殺伐とした雰囲気。パウダーポイント目がけて木の中を移動していても、すぐさま自分たちのラインをたどってひょうひょうと人が付いてくる。やっとのことでノートラックの面ツルパウダー斜面にたどり着き、「何か太陽出そうだね」なんて少しでも待ってみようものなら、後ろからすがさず外国人スキーヤーに「「YEAH!」なんてマエノリされてファーストトラック奪われちゃいましたー !というくらい雪山は多いに賑わっておりました。ちなみに写真はファーストトラックを奪われガッカリしている図。
太陽が出るのが先か、マエノリされるのが先か?
がっかり落ち込むのはまだ早い。辺りを見渡すとまだまだパウダースポットはたくさんあります。我々は少し引き返し、まだ人のラインの入っていない尾根の上へ。先ほどマエノリされたので、できれば今すぐにでもドロップしたいところですが、運良く(運悪く?)また太陽が姿をちらつかせ始めました。せっかくなので僕は少し斜面を下り、みんなのパウダーショットをカメラに収める事に。もったえぶっているかのように見え隠れする、あまのじゃくな太陽さん。ピカーッと日が差したと思いきや数秒で雲の中へ。うーん。もどかしい。あんまり待ち過ぎるとまた後続のライダーにノートラックを奪われてしまいます。
10分ほど待ったでしょうか?太陽さんがご機嫌良く顔を出しはじめた時、後ろからも不吉なスキーヤーの人影が!
そして
「ドロップイーン!!」
仲間の声が掛かり、間髪入れず次から次へとスタートし始めました!
誰をとっていいのか分からんが、とりあえず、ひたすらにパシャパシャパシャ!
そうして撮れたのが以下のカットです。
写真左上は我々の仲間、右上にいる黒い影二つは後続のスキーヤーです。
結果的になんとも珍しい2人同時パウダースプレーを撮影することができました。
スノーボードは何が起きるか分からないドラマのようで本当にオモシロいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!