ビンディングの選び方 | レッツゴースノーボード

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道具ギア ビンディング、ブーツのこと

ビンディングの選び方

ブーツとの相性はかなり大事

ビンディングは体の動きをボードに伝える大事なアイテムです。いい板やブーツをゲットしても、ビンディングが良くないと全ての機能性が台無しになってしまいます。ビンディングはブーツとの相性がかなり大事です。できればブーツを持ってビンディングを買うか、二つ同時に買ってしまうのがおすすめです。ここではビンディングを選ぶときのポイントと注意点をご紹介します。

ビンディングの選び方のポイント

①ブーツのかかと部分とヒールカップとの相性をみる

ブーツのかかと部分のアウトラインが、ビンディングのヒールカップにピッタリ合ったものを選びましょう。この箇所がきつくてヒールカップに入らないとブーツを痛めたり、かかとが圧迫されて滑走時に痛くなります。反対にヒールカップが大きすぎるとブーツが滑走中にカポカポ動いてしまい、力がボードに正しく伝わりません(特にかかと側のターン)。少し大きいくらいなら何とかなりますが、明らかにきつすぎるのは避けましょう。。

②ブーツのソールがベースプレートにしっかり収まっているかを見る

ヒールカップとの相性を確かめたら、次にブーツの底がビンディングのベースプレートに収まっているかを見ましょう。特にビンディングのサイズが小さい場合、ブーツのつま先がベースプレートに収まらず、ビンディングの端ふちに乗っかってしまう場合があります。これは滑走中に痛みや滑りづらさの原因になります。反対にビンディングが大きすぎるとブーツが滑走中に動き、とりわけつま先側のターンの時に正しく力が加わりませんが、ヒールカップはセッティングで前方向に縮められますので、小さいよりは大きい方ビンディングの方が潰しが効くでしょう。

③ハイバックの高さ、柔らかさを見る

次にハイバックの形状やフレックスに着目してみましょう。

ハイバックのねじれのフレックスを見る

まずはハイバックのねじれ具合を見ましょう。片方の手でハイバックを上から抑え持ち、ちょうど蛇口をひねるようなイメージでねじってみます。このねじれのフレックスが柔らかいと、足まわりの自由が効き、特に初心者には扱いやすく感じるでしょう。要するに遊びが大きいので余計な力がボードに伝わりにくく、グラトリやジャンプトリックでのスタイルにも効果的です。反対に、手でねじったくらいではしならない、固いハイバックは反応が早く、スノーボードにパワーを伝えやすいです。低速滑走時はボードコントロールが難しいですが、その分スピードが出ているときのターンやボード操作でものすごく頼りがいを感じるでしょう。

高すぎるハイバックは要注意

ハイバックの高さは短ければ短いほど足まわりの自由が効きやすくなるので、その分グラブトリックでスタイルを出しやすくなり、レールやグラトリでも威力を発揮するでしょう。 反対に、ハイバックにある程度の高さがあるとブーツのホールド感が高まり、フリーランやターンの時の反応もよくなります。ハイバックに頼れるといった感じです。 ただし、ブーツに比べてハイバックがあまりに高すぎると、逆にパワーが正しくボードに伝わらないだけでなく、深いヒールサイドターンで「なんかハイバックがふくらはぎに当たってる感」が生じたり、ジャンプの着地をミスして思い切りぶつかったりする恐れもでてきたりするので注意が必要です。

④ビンディング自体の硬さを見る

これはなかなかパッと見では分からない場合が多いので、カタログを見たり店員さんに聞いたりするといいでしょう。要するにビンディングに使っている素材によってそれぞれ硬度がちがいます。硬いビンディングはよりパワーをボードに伝えやすいですが、その分疲れるのも早いです。ボードコントロールも難しくレースやコンペ用の上級者モデルと言えるでしょう。
全体的に柔らかいビンディングは遊びも大きく初心者に向いているでしょう。ちょっと硬いブーツを買ってしまった人は、柔らかいビンディングを選んで全体のフレックスを調整してもよいでしょう。

⑤ストラップの素材、ホールド感を見る

どうせならストラップの素材にも着目してみましょう。じつはこの素材感、ホールド感が滑っているときのフィーリングに大きく影響します。ストラップの素材が薄すぎるとトゥサイドターンの時にストラップが当たってる感があり、ひどい時は足の甲に痛みを覚えます。少し肉厚で低反発の素材のストラップは足首を優しく包み込み、滑走中にまるで自分とスノーボードが一体になっているようなノンストレスの感覚を味わえるでしょう。。

⑥ブーツとビンディングは同じメーカーもしくは仲良しブランドがいい!

近くにスノーボードショップが無かったりして、ブーツを直接持ってビンディングを選べない時は、なるべく失敗を避けるためにブーツと同メーカーもしくは提携ブランドのビンディングをチョイスすると良いでしょう。例えばバートンならバートン、DEELUXEならUNION、NITROブーツならRAIDEN、NORTHWAVEにはDRAKEなど、セットで研究開発をしているブランド同士がおすすめです。


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