選び方③板のグラフィックデザインで選ぶ
好きなデザインの板を乗った方が、上達も早い!?
何を選んでいいのか見当もつかない初心者にとって、真っ先に目につくのが板のデザインでしょう。「かっこいい」「かわいい」「色が好き」・・性能を見ずに外見だけでボードを選んでしまうのはいけないことでしょうか?
いや、全くいけないことではありません。スノーボードは自由で、お洒落な遊びです。愛着の沸くボードに乗っていた方が、絶対に上達も早いはずです。
ただし、①で紹介した最低限の基準は守るようにしましょう。
デザインはよくても、ブーツが板からすごくはみ出ていたり、女性なのにメンズ用のめちゃめちゃ硬い板をチョイスしてしまったりでは、スノーボードにハマる前に途中で投げ出してしまいかねません。
これは個人的な意見ですが、上記のような極端な例でない限り、気に入ったボードは多少自分に合わなくても購入していいと思います。初心者がガッチガチのプロモデルを買って、最初は全く乗れなかったとしても、やっていくうちにすこしづつ扱えるようになってきます。1シーズン使ってみて全く扱えなかったとしても、好きな板に乗れてた訳ですし、次に買うボードはおそらく、すごく乗りやすく感じるのですから。
選び方④ズバリ!値段で選ぶ
安く済むなら、そりゃぁ助かるけれども・・
これも個人的な意見ですが、値段を基準にボードを選んでも構わないと思います。
スノーボードギアの購入費を安く済ませれば、それだけ多くゲレンデに足を運べるのですから。
それに、毎回レンタルして違うボードで滑るよりは、同じ道具、同じ感覚で滑った方がスノーボードに慣れるのも早いでしょう。
近年のスノーボードは、メーカーのR&D(研究開発)も進み、ひと昔前と比べると高性能な板も安価で購入できるようになりました。「安くていい板」がどんどん増えてきた訳です。
ただしスノーボードギアが年々進化しているのも事実。より優れた素材を用いた板もあれば、革命的なシェイプをしたボードも登場してきました。お金を多く出せばもっといい板が手に入るのです。
そして安いボードの中には、もちろん悪いボードもあることは覚悟しておきましょう。
値段だけで選んだら「板が全くしならない」「すごく重い」なんてこともよく聞く話です。値段を見て即決めする前に、友達に「ブランド名」「モデル名」くらいはを聞いておくといいでしょう。