スケーティングでの止まり方&失敗例

最も安全な「かかとのエッジ」で止まる方法
最も一般的な止まり方で、前を向きながら止まるので安全です。リフトを降りたときやある程度スピードが付いているときは、この方法で止まるとよいでしょう。

1 まずは両肩を開いていく。

目線は正面を見続けて、腰を起点に両肩を前方へ開いていきます。ボードと平行になるように肩を先行させていきましょう。上半身を先にひねることで、上体が遅れるのを防ぐことができます。
2 下半身でボードを回していく

両肩を先行させていくと、徐々にパワーが下半身にも伝わっていきます。前足の足首を進行方向にひねりながら、後ろ足のかかと部分を前方へ蹴り出すようにして板を90°回していきます。
3 かかと側のエッジに加重

ボードが90°回転したら、体をやや後ろに倒し、両足のかかとを使ってヒールサイドのエッジに加重していきましょう。スピードが出ている時は、このエッジ加重をさらに強めるとよいでしょう。
4 後ろ足を雪面に刺して完全に止まろう

スピードが弱まってきたら、ゆっくり後ろ足をボードから外し、雪面を力強く踏み込みます。ヒールサイドのエッジに加重したまま両肩を広げてバランスを取り、ボードが完全に止まるまで待ちましょう。
【失敗例】からだが遅れてしりもちをつく

※上半身をかぶせずに足だけで止まろうとすると、ボードが90度回った時に体が遅れて尻もちをついてしまいます。初めのうちは下半身だけでボードを静止させようとしてしまいがちですが、必ず上半身も使ってボードをコントロールするようにしましょう。