足裏からパワーを最大限引き出そう

ほとんどのスノーボードブーツにはあらかじめ、インナーの中にインソール(中敷き)が入っていますが、このインソールを専用のものに替えることでブーツのパフォーマンスをより高め、滑りの質をさらに向上させることが出来ます。ここではインソールの重要性やスノーボードにおける効果をご紹介します。

取材協力：ムラサキスポーツ旭川イオンモール西店

そもそもインソールの役割は？

足裏のアーチを正しく戻し、足が持つ本来の機能を取り戻す

もともと人間の足裏には複数のアーチがあり、本来はこのアーチが体全体と連動して、歩行中の安定性やパワー伝達、衝撃吸収といった役割を担っています。土踏まずを代表とするこれらのアーチが常に正しいポジションにあれば、様々な動きによる足の複雑な変化に柔軟に対応し、上記の役割をしっかりと発揮してくれます。

しかし現代人の足の多くは、運動不足や硬いアスファルトでの生活などが原因でアーチが崩れて正しく機能していない状態になっています。このアーチの崩れによる機能低下が身体にアンバランスさをもたらし、様々な足のトラブル、ひいては身体のあちこちに障害を引き起こしてしまいます。

足本来が持つアーチを正しく機能させて骨格を整え、身体のバランスを改善してトラブルを解決し、パフォーマンスをより向上させる。その重要なツールがインソールです。

スノーボードにおけるインソールの効果は？

足が持つ本来の機能を取り戻すことができれば、スノーボードでのパフォーマンスも飛躍的にアップします。

①安定性→転びにくくなる

②パワー伝達→操作性向上　瞬発力アップ

③衝撃吸収→疲れにくくなる

ブーツを履くことによる足の痛みが改善されることもある！

「ブーツが足に当たって痛い」
そんな経験のある方も少なくないと思います。インソールを入れて足本来のアーチを正しく戻すことが出来れば、ブーツ内で当たっていた箇所が改善され、足の痛みを解消出来る場合もあります。
（ただし足に対して小さすぎるブーツの場合は、インソールを入れても効果が期待されないことがあります）

「上手くならない」「疲れやすい」「足が痛い」
そう感じる方は是非インソールをゲットして、足本来が持つ潜在能力を呼び戻してみてはいかがでしょう！

スノーボードのおすすめインソール

SUPERFEET(スーパーフィート）

スーパーフィートインソールは、1964年に設立されたノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリーがアメリカ足病医学の足部バイオメカニクス理論に基づいて作製した足底板（オーソティックス）をルーツに、100万人の足のデータから開発したプレミアムインソールです。 用途に合わせた商品バリエーションで、治療(リハビリ)、アウトドア、スキー、ランニングなどの各種スポーツから 通勤用のインソールまで、幅広い用途で愛用されています。

SIDAS(シダス)

1982年に発売されて以来、インソール業界を引っ張ってきたインソール販売会社です。1982年から2012年までに日本だけで150万足の販売記録を持っています。2008年には世界最大のスポーツ見本市ISPOでランニングアワードを受賞しています。 海外ではフランスでシダスの医療ブランド「PODIATECH」でフランスで一番のシェアを取っているそうです。

BANE(バネ）

バネインソール発売当初は足裏にトラブルを抱えてる人やパフォーマンス向上を目指すトップアスリートに多く支持されました。今ではその評判が広がり、スポーツシーンだけでなく、普段の生活シーンでの利用者も増えています。街の中で足を酷使するビジネスマンや発育途中の学生やアスリート、美容・健康を目指す女性、足腰にトラブルを抱え始めたお年寄りの方々など、バネインソールは様々なシーンで使用することができ、その効果を発揮します。