レッツゴー写真館 ①
From TOP to BOTTOM by Chomes
とある雪山の山頂(TOP)からスノーボードで滑り下り、道具をスケートボードに履き替えて、ブーツのまま麓の街(BOTTOM)まで突っ走るという、クレイジーとしか言いようの無いルーティーンを楽しむCHOMES。2つの乗り物を合わせた総滑走距離は、実に20kmはあるでしょう。一見無謀とも思われる挑戦に、むしろ楽しみながら立ち向かう姿勢こそ、アクションスポーツの醍醐味と言えるのではないでしょうか?
TWEAK by Shinji Sato
壁の上りだしからリップを抜けるまでが短く、さらにはしっかりと垂直に立っているパイプでは、少しでも壁を蹴って離陸すると簡単にボトム落ちしてしまう危険があります。後ろ足を踏み切りたい気持ちを我慢して、しっかりと壁の最後まで抜け切ることができれば、佐藤慎二のような、高さとインパクトあるトゥイークが生まれてくるのでしょう。
LAID BACK by Katsumi Sasaki(GROOVY)
飛ばずに楽しめる究極のカベ遊びレイバックは、実は見た目以上に難しく、とても奥の深いトリックです。洗練されたボトムターン、正しいライン取り、持続されたスピード、そして自分を信じた豪快な蹴り出し、これら全てが合致することで、写真の佐々木勝巳のような、美しい扇形のスプレーが巻き散るのでしょう。
CRUISING AFTER RAIN by Teppei Hirota
春の雨は、雪の上に乗った黄砂や汚れをきれいに洗い流してくれます。さらには空気中のくすんだ浮遊物も落ちて、鮮やかに澄んだ空気感を容易に味わえるでしょう。板がよく走り、目の前の景色がきれいならば、いつものコースがもっと楽しいGOODコンディションに変わるはずです。
TURN with SKATEBOARD by Chomes
たとえ危険そうな場所でも、限界ぎりぎりまで攻めたくなるのがスノーボーダーの性というもの。クラック(割れ目)寸前を、ハイスピード&鋭いラインで通り過ぎた廣田鉄平に続いて、CHOMESはその上の面ツルなポイントにターンの弧を刻みます。それにしても、なぜ彼はリュックと一緒にスケートボードを背負っているのでしょうか?