リフトの降り方(降車方法)
リフト乗車中のボードの位置は??
乗車中は板を真横にして、後ろ足でかかと側のエッジを押さえましょう。 こうすれば前足の負担が軽くなります。後ろ足を添えないと前足が疲れてしまいますので、なるべくボードを固定しておきましょう。
リフトを降りるときは?
リフトの降り口が近付いてきました。最後の支柱を過ぎたらセーフティーバーを上げて降車に備えます。板を支えていた後ろ足を外してボードを縦に向け始めましょう。その際ウエアやグローブのひもが、搬器に挟まっていないか確認すること。リフトの降り方は一度コツをつかんでしまえば簡単です。
降り口まで来たら両手で搬器を支えながら、垂直に立ち上がりましょう。後ろ足はボードの真ん中にしっかり乗せ、どちらのエッジも掛からないようにします。体の重心がボードの真上に来るように保つこと。怖がってどちらかのエッジを掛けると大きくバランスを崩してしまいます。前方を見て真っすぐ進みましょう。
両手を使い、リフトを押す反動で立ち上がると上手く立てます
怖がらずに前へ進むことが大切
降車後もリフト自体は前に動いていますので、降りてからすぐは搬器が体にぶつかって来る場合があります。たとえ搬器が自分に当たってきても、搬器は進行方向にまっすぐ押してくれるので焦る必要はありません。気にせず前だけを向いて、まっすぐ進むことに集中しましょう。
リフト降り場は、たいていの場合は斜度が少しついています。平坦な場所にたどり着くまではエッジ加重は行わないようにしましょう。安全な場所まできたらヒールエッジを掛けてボードを制止させます。リフトを降りてもボードが進まない場合は、その場でスケーティングを行いスピードをつけましょう。
もしも転んでしまったら?
リフトの降り口で転んでしまうことは決して悪いことではありません。誰でも最初は転んでしまうし、リフトを止めてしまってもある意味仕方がありません。転んでも落ち込むのは後にして、とにかくその場から早く離れましょう。リフト降り場には次から次へと他の人がやってきますので、最悪後続の人とぶつかってしまいます。転んだらすぐに立ち上がり、次のリフトで再度トライしましょう。