逆エッジの原因、仕組み、防ぎ方
いきなり転んでしまう仕組みを理解しておこう
ターンする時や止まる時に、本来使うべきでない反対側のエッジに加重してしまうことを「逆エッジ」と呼びます。逆エッジは体のバランスを崩した時に不意にかかり、体が激しく飛んでいきます。大転倒を未然に防ぐ為にも、どうしたら逆エッジを招くかはきちんと理解しておきましょう。
つま先側(トゥエッジ)
つま先側のエッジに意図せず力が加わり、その瞬間に激しく前へ転倒する。たいていの場合は油断してこの逆エッジに陥ることが多い。ヒール側の逆エッジに比べると痛みは少ないが、激しく前へ転ぶのでとても恥ずかしいし悔しい。可能なら写真のように、柔道の受け身のように倒れると痛みを最大限に食い止められる。
最も危険なかかと側の逆エッジ
スノーボードをやり始めて最初に訪れる、最も危険な転び方がヒールサイドの逆エッジだ。前述のように逆エッジは不意にやってくるので、いきなり背中を雪面に叩き付けられる。最悪の場合頭を打つこともある。逆エッジを食らってもあきらめず、あごをひいて後頭部を固定し、最悪の状況を避ける努力をすること。