[ライダー情報] 佐藤秀平
不屈の闘志を持った明るいムードメーカー「シュウさん」
ハーフパイプ・ナショナルチームの一員として幾多の国際的コンテストを転戦し、國母和宏くん率いる最強ムービークルー「STONP」の撮影も精力的にこなす佐藤秀平くん。今期より老舗スノーボードブランド「SIMS」への移籍を果たした旭川の若きヒーロー・シュウさんは、いつも周囲を楽しませてくれる陽気なムードメーカーですが、ひとたび撮影となると、不屈の闘志で自分をとことんプッシュしてくる熱きライダーです。先日もSTONPのシューティングで、道北の雪山を攻めまくっていた佐藤秀平くんをここではフォーカスします。
最強クルーSTONPの撮影もいよいよ大詰め!
日本屈指の実力派ライダー達が揃い、それぞれが「上手い」だけでなく「スタイルあるカッコいい」滑りをする人気クルー「STONP」。来期の新作ムービーに向けての撮影も大詰めを迎えていますが、先日シュウさんをはじめとするSTONPライダー達が道北の雪山に集結し、それぞれが自分の足りない映像カットを求めてシューティングに挑んでいました。
撮影前日に降り注いだ3月終わりの「恵みのパウダー」を堪能した一行は、今回のメイン・ミッションとも言える「ナチュラルジャンプ」の撮影に没頭。朝から夕暮れまで、可能な限りポイントを探して飛びまくり、時に時間をかけてキッカーを造成。それぞれが自分の求める映像カットを胸に、馬鹿をやり大笑いしながらも真剣にジャンプしていました。
予想外のパウダーに皆ビックリ!経験豊富な中井孝治のアドバイスに耳を傾けながら、滑るべきラインを確かめるシュウさん。
何度もトライし自分をプッシュしていたシュウさん
サイト管理人はスキー場では何度か、シュウさんと一緒に滑ったことがありますが、本格的なバックカントリーエリアで彼のガチンコ撮影を拝見するのは初めて。パイプでもキッカーでも本当に美しくカッコよくトリックを決めるシュウさんは、
アプローチもランディングも難しいバックカントリー・キッカーでどんな滑りをするんだろう?と興味津々でしたが、やっぱりシュウさんは凄かった!場所がどこだろうと、パークと変わらぬスタイルで可憐かつビッグに飛んでいくシュウさん。バックサイドロデオなどナチュラルキッカーでは怖くて出しづらいトリックでも、潔くオーリーをかましてバチコーンとぶっ飛んでいく姿は圧巻でした。
そして何より、立つまで辞めない。
普段は陽気で、時にお尻なんか出しちゃって周囲を笑わせるムードメーカーは、自分の選んだラインを、納得の行くまでトライする。怖くても痛くても決してあきらめず、最終的には立ってくる。そんな泥臭い不屈の闘志がにじみ出ていました。
「メイクすればワールドクラスの激ヤバ映像、失敗すれば結構痛いし危ない」そんなポイントでもとことん自分をプッシュしているのが印象的でした。
往年のブランドSIMSに電撃加入!
そんな佐藤秀平くんですが、今期より「SIMS SNOWBOARD」に電撃加入!シムスと言えばスケートボードやスノーボードのパイオニアでもあるトム・シムスが、1976年に設立した歴史あるスノーボードメーカー。由緒ある老舗ブランドの看板ライダーとして新しい道をスタートさせたシュウさんに今後も目が離せません!
佐藤秀平がこの撮影で使用していたSIMSスノーボード。長さは155cm、キャンバー構造でフレックスは硬めでした。STONPのデッキパッド「アマレット」がボードの中央に、どシブく貼り付けられていました!
身長165cm 体重54kg
レギュラースタンス
スタンス幅52.5cm 角度 前15° 後ろ-9°
sponsor:SIMS, 686, ELECTRIC, FLUX BINDING,KONA SURF