スケーティングをしてみよう。
リフト乗降に欠かせない動きをマスター!
バインディングを片足だけ装着してボードを滑らせることをスケーティングと言います。まずは安全な平地でスケーティングの練習を行いましょう。
1 後ろ足を90度ひねろう
まずは真横に向いているボードを、進みたい方向へ転換させます。写真のように後ろ足のつま先を90°回転させ、方向転換しやすいように体を開いていきましょう。
2 進んでいく方向を決める
ボードの先端(ノーズ)が向いている方向に板は進んでいきます。自分が進みたい方向に正確にノーズを向けましょう。意図せずボードが進み出すのを防ぐため、前足でボードに加重して押さえつけます。それでもボードが動いてしまう場合はエッジを立てて雪面に刺しましょう。
3 雪面を蹴って前へ進む
いよいよスケーティングを行います。どちらのエッジもかけずボードをフラットに保ち、進みたい方向を見ながら後ろ足で雪面を蹴って前に進みます。
4 重心はボードの真上に
雪面を蹴った後ろ足を、ビンディングとビンディングの間のスペースに乗せます。スペースのどの部分に乗せても構いませんが、体の重心はボードの真上に乗せるようにします。
スケーティングの最中は、前方を見続け重心をボードの真上に保ちます。真下を向いてしまうとバランスを崩しやすくなるので、怖くても前を見続けることが大切です。前屈みになったり腰が引けてしまったりするとすぐにバランスを崩してしまいます。怖くても、腰の位置を板の真上にキープすることが重要です。