スノーボードの上手なステッカーの貼り方
マイボードをさらに愛着のある板に変える。
新しいボードを手に入れたらそのまま滑るのもいいけれど、どうせならお気に入りのステッカーを貼って自分だけのオリジナルボードに変えてしまおう。ここではステッカーを貼る時の注意点や、知ってると役立つマル秘テクニックを紹介します。 もちろんステッカーの貼り方に正しいも間違いもありません。自分流のセンスでボードを彩っていきましょう!
基本① お気に入りのステッカーを集めよう
まずはボードに貼るステッカーを集めましょう。ステッカーはスノーボードショップに売っていたり、新しいギアを買うとおまけで付いていたり、イベントやキャンプで配っていたりします。もちろん板に貼るステッカーは、ボード関係だけとは限りません。好きな洋服のブランドだったり、ひいきにしているミュージシャンだったり、いつも行く美容室のオリジナルステッカーだったり、とにかく貼っていて愛着のわくものをチョイスしていきましょう。
ここで一つアドバイス。できれば、自分が使っているギアのステッカーを貼るようにしましょう。別にダメだというわけではありませんが、例えばトヨタの車に「NISSAN」のシールが貼ってあったら違和感ありますよね。それと同じで、できれば違うボードブランドのステッカーは避けておきましょう。
ステッカーがある程度貯まってきたら、次は実際にボードに貼り付けていきます。
基本② 貼る前に全体の構図を決める
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ステッカーを貼る前に、全体のレイアウトを何となくイメージしておきましょう。何も考えずに貼るよりは、それぞれのステッカーの場所をあらかじめ決めておいた方が、全体のバランスも良くなるはずです。
もちろん「いや自分は何も決めずにフィーリングで貼っていく」でも構いません。そうした方が上手く貼れる人もいるでしょう。前述したようにステッカーの貼り方に正しいも間違いもないのですから。ただ、ステッカーは一度貼ってしまったら、場所を変更することはできません。無理にはがそうとすると粘着力が失われてしまったり、最悪切れてしまいます。慎重にいくならやはり構図は決めておいた方がいいでしょう。
ステッカーには文字のタイプとロゴマークのタイプがあります。細長いものや丸いものなど形状も様々です。色んなタイプのものを組み合わせて、バランスよくレイアウトを決めていきましょう。
写真の板の場合、ビンディング周りを中心に、ノーズからテールまで広範囲に構図をとっています。ノーズかテールのどちらかにステッカーを集中させるのもいいでしょう。
ただスケーティングの際に足を載せる場所は、滑っていくうちにはがれやすくなるので、貼らない方が無難です。
基本③ 簡単な場所、大きいものから貼っていく
構図が決まったら、いよいよボードに貼付けていきましょう。
決めたレイアウトの中で、比較的貼るのが簡単そうな場所から貼っていきましょう。上手く貼るにはまず最初に大きなステッカーを貼って、それを基準にしながらその他のも貼っていくとよいでしょう。写真の場合はビンディングの間が、貼るステッカーも量も少ないので、そこから貼っていっています。
基本④ ステッカーには、型抜きタイプとベタ貼りタイプがある
型抜きタイプを上手く貼るには、まず台紙から透明なシールごとステッカーを取り、いったんボードに貼ってから手でごしごしと擦ります。その後で透明なシートだけをはがしていきましょう。
ベタ貼りタイプは特に難しいことはなく、台紙からステッカーをはがしてそのまま板に貼付けましょう。ただし、ステッカーと板との間に空気が入りやすいので、端っこから少しづつ貼っていくとよいでしょう 。
※次項では知っておくと役に立つステッカーを貼る際のコツを紹介します。