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ド素人FARMERの家庭菜園日記

基本データ

FARMER:スノーボードのことしか知らないド素人。(農家バイト経験:6ヶ月)
菜園規模:5メートル四方
気候:北海道内陸部の盆地。昼夜の寒暖差が大きい
土の状況:かつては水田として利用されていた良質な土地だったが、大正時代の噴火により泥流が流れ込み周囲一体が埋まる。その後、土を覆い畑として復活したものの、30センチ下には水はけの悪い泥流がいまだにある。
野菜:トマト大玉、中玉、黄色いアイコ、カラーピーマン赤、緑、いんげん、ラディッシュ(赤)、ニラ、ズッキーニ 、長ナス、水ナス、キュウリ

6/3 水やりの効果

暑い日が毎日続いている。とにかく今のぼくが出来ることは、水をやることくらい。でも油断して、しばらくあげてないときもある。カラーピーマンに目をやると、あれ?ちょっとしぼんでない??あわてて水をやる。数時間後、見てみると、さっきより明らかに元気よく葉っぱがピンと張っている。すごく分かりやすい。水をまめにやらねば。あとはいい加減、畑の空いている場所に新しい苗を植えなければ。

6/2 トマトのケア

「トマトの枝の、Y字の部分に生えてくる芽は、抜き取る。」理由はよく分からないが、言われた通りに抜いておく。あとは、トマトと赤ピーマンの苗を、刺してある棒にヒモでくくりつける。これは何となく理由が分かる。まっすぐ伸びてもらうため・・だよね?とりあえず言われたことは全部やり、水を撒く。

6/1 害虫とカラス

そういえばおじさんがインゲンを蒔いてるときに、なにやら白いツブツブも一緒に土の中に入れていた。
「家庭園芸用殺虫剤」
「色々な害虫から野菜をガード」

ふむふむ。害虫も気になるが、僕はカラスがとても気になる。家の前にいつも、同じカラスが2、3羽いるからだ。
「カラスはトマトを食べないの?」「もう少し経ったら黄色い網を張るの。そうしたら、カラスって頭いいから、勘ぐって近寄ってこなくなるの」黄色い網、ふむふむ。
その時、畑の中からミミズが出てきた。するとおばちゃん「昔から、ミミズのいる畑はいい畑って言われてるのよ」とのこと。地元の人たちは、長い経験から色々なことを知っていて、毎度勉強になる。ただそんな貴重なミミズを、僕の家のカラスはたまに、土をほじくって食べにきている。こんちきしょう!そうと知った以上、次見かけたら怒鳴りつけてやる。

5/31 ようやく開始

「何か作ってみるか?」と、大家さんから分け与えられた家の前の土地。
大家さん夫妻は60代後半で、自分達が食べるものを毎年大規模に作っているそうだ。
前々から 「今月の終わり位から、色々植えていきなさい」と言われていたが、ほとんど菜園経験のない自分の腰は、非常に重い。
そして月末の今日、窓のカーテンを開けるとなんと!すでに何かが植えられている。

「夏野菜を作りたい!」と言っていた僕のために、自分達の苗を分け与えてくれたのだった。さらにおじさんは、いんげんとラディッシュをパラパラと蒔いている。

「そこのやつはニラだから」ワオ!DIYといいながら、植え付けのほとんどをやってもらってしまった!「残りは好きなものを植えなさい」何ていい人なんだ!というわけで、完全に大家さんに背中を押され、おんぶにだっこで、ド素人FARMERの家庭菜園スタートです。

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