パウダーの様々な滑り方、楽しみ方
パウダーに当て込む(スプレーを飛ばす)
扇型の雪しぶきを目指そう
カーヴィングターンを使ってボードのスピード調整が出来るようになれば、パウダーターンもきっと容易に行えるはずです。思い描いた弧に向かって、思いきりターンを繰り出してみましょう。ターンの最中にボードを均等に踏み込むことが出来れば、扇を開いたような理想的なパウダースノーが巻き散るはずです。体全体を使ったキレのあるターンで、思いきり雪しぶきを上げてみましょう!上半身を使ってターン(トゥ)/(ヒール)
その前にコース脇で練習
ゲレンデのコース脇にパウダーが残っていたら、圧雪バーンでスピードを加速させて思いきり突っ込んでみましょう。このときの雪を踏み込むタイミングは、ちょうどターンの弧のピークです。雪しぶきを上げるのに夢中でも、ターンの基本原理は忘れないようにすることが大切です。
木の中の新雪パウダーを堪能(ツリーラン)
木ではなく木々の空間を見る
木の中にはいいことがたくさん詰まっています。たとえ吹雪いていてコースが見えなくても、木の中は基本的に常に視界良好。木の間隔が狭ければ狭い程、パウダースノーは誰にも荒らされずにそのまま残る可能性が高いのです。ただし当然のことながら木には絶対当たるわけにはいきません。低スピードでも木は痛いです。木を見ると木の方向に行ってしまうので、必ず木々の間をくぐり抜けるラインを見極めてツリーランを楽しみましょう。誰かの通ったラインも、自分のエッジをとられないように注意しておくことが大切です。
マッシュや起伏でパウダージャンプ!
地形に合わせて飛ぼう
パウダーでのジャンプは最高です。パウダーの浮遊感とジャンプの浮遊感が合わさって、日常では味わえないような刺激を感じることができるはずです。ただしパウダージャンプはたいていの場合飛び出し口も柔らかいので、パークのように思いきりテールを踏み込むのではなく、スピードを利用して下半身をすスッと持ち上げることが、きれいなジャンプには重要になってきます。地形を見極め、ジャンプの大きさに合わせて飛べるようになりましょう。